
こんにちはkobayです。
今回はリンゴの歴史です。原産地はアジアとされていますが、暑さに弱く、温帯より寒冷な気候で栽培可能だそうです。熱帯などでの熱い地域での栽培は難しいそうです。リンゴと人類の歴史は古く、約8000年前の新石器時代までさかのぼることができ、トルコでその痕跡(炭化したりんご)が発見されています。元前2000年ころには栽培も始まりました。
日本にリンゴが伝わったのは八世紀ころで、現在栽培されている西洋リンゴではなく、ワリンゴと言われる別種が中国より伝来しました。西洋リンゴと比べるとふた回りくらい小さい(40~50mm)もので、明治期に入ってきた西洋リンゴ(一般的なりんご)の栽培が拡大によって、現在では廃れてしまいました。ネットで調べてみてもその情報は殆どなく、皇居の東御苑内の古品種果樹園に江戸時代に栽培されていたワリンゴが植えられているという情報のほか、長野県飯綱町でワリンゴの一つである高坂という品種が絶滅寸前のところで保護されています。
昔からの栽培品種は絶えてしまってから、その貴重さに気づくなんてことにもなりかねないので、ただ保護するだけではなく、市場に流通させることが大切かなと思います。
リンゴにはシードルというお酒があります。シードルはリンゴを醗酵させたお酒で、ワインのように発泡性のもの、非発泡性のものがあります。ワインと同じく果物そのものを醗酵させてつくるので、品種や製法によっていろいろな味わいのものが生産されています。日本でも生産量が増えてきているそうです。2021年7月のデータでは約110件の醸造所があるそうです。生食では他品種に劣るワリンゴも、シードルにしたら活用できるのではないかと考えていたら、“高坂”を利用したシードルがすでに飯綱町で作られていました。“高坂”の渋みを活かしたものになっているそうです。まさにワインのようですね、リンゴの皮や、種、芯にも独特の風味があり、そこから生まれる味わいの多様性を考えると、こだわってみるのも面白そうですね。ちなみに、飯綱町がある長野県はシードル醸造所が一番多いそうです。
現在は生食用のリンゴを使ってシードルを醸しているところが多い印象ですが、昔からあるワリンゴや、今では育てられなくなった品種などを掘り起こして、色々な地域からクラフトシードルのが出てくるようになると、楽しそうですね!
「高坂」のシードルはふるさと納税でも入手可能です
東御市のワイナリーの醸しているシードルです
参考サイト アクセス日 2023/02/28
SKYWARD+-シードルとは?最新おすすめ13選|産地や醸造方法も解説
農研機構-ワリンゴ(和リンゴ)
山形 味の楽園-りンごの歴史と栽培の変遷から
Wikipedia-リンゴ
Wikipedia-ワリンゴ
いいづなコネクト-一度は絶滅しかけた幻の和りんご、高坂りんごが凄い!!
Wikipedia-シードル
産経新聞-【酒の蔵探訪】サンクゼール(長野県飯綱町) 地産リンゴのシードル好評
