
(バナナ談)
前回の記事はこちら。
どうもKobayです!
今回はバナナを自宅で育てたい方に向けて、バナナ栽培(失敗歴)3年の私が、今まで実体験で学んだことを含め書いていきたいと思います。
今回は前回に引き続き、私が実際に育てて、失敗してきたバナナの品種をご紹介します。
1.トールナムワ・ドワーフナムワ
トールナムワは私が初めて栽培した品種です。オークションサイトで落札したのですが、この時は学名を調べようとも思いませんでした。というか“トールナムワ”という品種だと思っていました。今回改めて学名の特定にトライしてみたのですが、どうやら “トールナムワ” を販売しているサイトでも、いろいろな品種を “トールナムワ系” として販売している?らしく、正確な品種が不明なものがほとんどでした。一つだけ、とあるオークションサイトで、トールナムワの事を、Musa Pisang Awakという品種と説明してくれていたので、今回はこの方の説を採用します。
Musa Pisang AwakはWikipedia(リンク)にも記載がある実在する種で、トールナムワは、Musa balbisianaという野生種とMusa acuminataという栽培種(紀元前)の間にできたものだそうです。ただ、これが本当に日本で “トールナムワ” という共通認識を得ているのかどうなのか。。
ドワーフナムワは、この、Musa Pisang Awakの矮小種(小さく品種改良したもの)のようで、アメリカでは、これがドワーフナムワという名で知られている品種だそうです。そうするとやはりトールナムワはMusa Pisang Awakというのは確度が高いのではないでしょうか。
さて、実際に栽培した感想ですが、5月初旬に30センチほどの苗を植え付け、その後かなりのスピードで成長して、8月には大人の背丈を超え、9月には軒下に届きそうな勢いでした。高い背丈と、大きな葉で南国いるかのような気分にさせてくれます。11月頃から成長が止まり、初霜でゾンビのような見た目になって枯れてしまいます。バナナは、葉の数が40~50枚くらいになると花が咲き、結実するそうですが、そこまで成長できませんでした。
春先3月頃にこのゾンビを30㎝程に切り戻してみると、茎の中心まで茶色くなって腐っていたため、完全に枯れてしまったと判断して掘り返してコンポストに捨ててしまいました。バナナの根、芋の部分と言ってよいのかわかりませんが、大きく肥大しており、小さいカボチャくらいありました。
少し暖かくなった5月頃にコンポストを見ると、なんと捨てた根から、新芽が沢山出ていました。
息絶えていなかったのです。すぐにコンポストから救出して植え付けましたが、掘り返されて弱っていたのか、昨年のようには大きくならず、膝くらいの高さで冬を迎えています。今回は不織布をグルっと巻いて、防寒しています。
このように、春先、完全に息絶えたように見えるバナナでも、キチンと目が出ることが分かったので、早い時期に安易に掘り返したりせず、5月くらいまで様子を見ることが賢明だと学びました。一度冬を越せたのなら、毎年成長を楽しめることになるからです。ドワーフナムワに関しても、トールナムアと同じ経過を辿りました。この二つは、地上部は枯れてしまうけども、地下部は日本(神奈川県南部)でも越冬することができました。

2.ムサ・マンニイ(Musa mannii)
野生種のバナナで、ヒマラヤの海抜2000Mの場所に自生するバナナで、耐寒性トップクラスのマイナス15度!地上部も場所によっては越冬可能!との触れ込みで購入したのですが、情報が少なく、私の中では全く謎に包まれているものです。
サイトによってはインディアン・ドワーフ・バナナという別名で販売されていることもあるのですが、本当に同じ種なのかどうか不明です。画像検索をかけてみると、すごく小さいまま結実している写真と、2Mくらいまで成長している写真もあって、我が家のムサ・マンニイもこれからどうなっていくのかよくわかりません。
3月頃20CM程度の苗を露地に植え付けましたが、成長は緩やかで、トールナムワやドワーフナムアのようなスピードはありませんでした。秋口で1M程の背丈しかありません。葉は、これまでの度のバナナの葉よりも固く、水分が少ない感じがします。寒さに強そうです。本格的な冬が来る前に不織布で一重に包んでいます。1月の辞典で不織布越しに霜を受ける部分が枯れてきました。ヒマラヤ育ちがんばれ!

By Ulf Eliasson – Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=23465526
3.バナナマスター参上?
九州以南やハウス栽培をしている方を除き、個人栽培でバナナを収穫まで持っていける猛者は少ないです(ネットでも数えるほどです)バナナは熱帯の植物ですので、日本で栽培するのはやはり難しいのだと思います。ただ皆でトライ&エラーしていくことで、斬新な栽培方法や、寒さに強い品種が生まれてくるかもしれません。さあ、あなたもバナナ沼へ飛び込みましょう!
愛知県豊橋に、すごい方がいます。ここまでバナナが育てられたら楽しいでしょうね。
〈参考サイト:アクセス日:2023/01/16〉
https://en.wikipedia.org/wiki/Pisang_Awak
https://en.wikipedia.org/wiki/Musa_mannii
https://www.rarepalmseeds.com/musa-mannii
(ECサイトです)
